StoneMile 株式会社StoneMile
HOME / COLUMN / 記事 CONSTRUCTION

建設業でもAI活用は進む?中小企業でもできる業務効率化の始め方

CATEGORY CONSTRUCTION

日中は現場に出て、見積書や請求書の作成は夜や休日にまとめてやる。そんな働き方をしている建設会社の経営者・現場管理者は多いはずです。「AI活用」という言葉自体はピンと来なくても、事務作業に追われている状態そのものは、多くの現場に共通する悩みではないでしょうか。

実際、何にそんなに時間がかかっているのか

建設業の事務作業には、パソコンに向かう時間そのものより「情報を集める・転記する」時間の方が長いという特徴があります。現場で撮った写真をパソコンに移す、職人からLINEで届いた稼働報告を台帳に書き写す、過去の見積もりを探して単価を確認する。1つ1つは数分でも、これが毎日・毎現場で積み重なると、事務作業だけで平日の夜が丸ごと潰れることになります。

さらに厄介なのは、この作業のやり方が担当者の頭の中にしかない状態になりやすいことです。「あの現場の単価は先月と同じでいいはず」「この職人の手当は特別ルールがある」といった判断が、資料ではなく記憶に頼っている場合、担当者が休むと業務が止まってしまいます。

効率化に向いている作業の見分け方

すべての業務を一度に見直す必要はありません。次の3つに当てはまる作業から着手すると、効果を実感しやすくなります。

毎回ほぼ同じ手順を繰り返している例:見積書のフォーマット、請求書の宛先や振込先の記載
入力ミス・計算ミスが起きやすい例:職人ごとの手当計算、稼働日数の集計(条件分岐が多いほどミスが起きやすい)
特定の1人しかできない例:経理担当が休むと請求業務が止まる、社長しか単価感を把握していない

「システムを入れたのに使われなくなった」を避けるには

建設業でよくある失敗は、いきなり本格的な業務システムを導入して、現場の職人がついてこられず、結局紙とLINEでのやり取りに戻ってしまうパターンです。原因の多くは、現場側の負担を増やしてしまうことにあります。職人に新しいアプリの操作を覚えさせるのではなく、まずは事務所側だけで完結する作業(見積書のテンプレート化、請求計算の自動化)から始める方が、定着しやすくなります。

具体的な進め方は、稼働管理・請求計算については「職人の稼働管理・請求計算を自動化する方法」で、採用面での発信については「建設業の人手不足対策」でそれぞれ解説しています。

StoneMileは建設事業を自社でも運営しており、現場と事務所の両方の実情を踏まえた上でのご相談が可能です。

その他のコラム一覧へ →